2020年11月13日金曜日

第六・七・八回山行について

①第六回山行 沢登り

 8月28日(金)~8月29日(土)は山登りではなく沢登りを行いました。沢登りとは、読んで字のごとく、沢を登る活動です。生徒たちは地下足袋と沢サンダルを履き、沢を遡っていきます。場所は鳥海山の檜ノ沢が舞台。山ノ神から檜ノ沢に入り渡戸へ行くことが目標でした。途中まで進んだところで天候が急変し、引き戻してきました。短い時間ではありましたが、生徒たちは冷たい水に歓声をあげながら、普段の山行とは違う貴重な経験を楽しんでおりました。
檜ノ沢にて

最初に入水する際、歓声をあげる姿


②第七回山行 地区新人大会

 9月11日(金)~9月13日(日)、飽海地区の地区新人大会山岳競技が行われました。代々、飽海地区の地区新人大会は沢登りを行っています。今年は鳥海山の檜ノ沢にて沢登りを行いました。第六回山行では最後まで到達することができなかったのですが、今回の大会では全員が最後まで登りきることができました。
 大会の成績は地区の最優秀チームに選ばれ、最優秀選手として本校から4人が選ばれました。しかし、実力はまだまだです。日々の練習を通し、全員で成長していければと思います。




③第八回山行 県新人大会下見登山

 9月19日(土)~20日(日)は県新人大会の舞台である西吾妻山で大会の下見登山を行いました。アルブ天元台からゲレンデを登り山頂を目指しました。早朝は小雨が降っていたため心配しておりましたが、登山行動中は運よく雨には降られず曇りとなりました。霧に包まれながらのスタートではありましたが、徐々に霧が晴れ、美しい景色を垣間見ることができました。全員が日本100名山である西吾妻山に登りきることができ良い活動になりました。
早朝の風景

霧が晴れた瞬間

西吾妻山山頂にて



2020年11月4日水曜日

第三・四・五回山行について

①第三回山行 ボッカ訓練登山 

 7月18日(土)に鳥海山の長坂道コースでボッカ訓練登山を行いました。当初の計画では山ノ神から笙ヶ岳までの非常に長く辛いコースを水を入れたペットボトルを重荷にして登山する予定でした。しかし、今年は部活動の回数が少なかったため、ペットボトルの重荷は担がずの山行としました。このコースはそれでも非常に大変でしたが、無事に登り切れて生徒たちの自信になったと思います。
笙ヶ岳から下山中

笙ヶ岳山頂にて

②第四回山行 親子登山

 7月26日(日)に鳥海山の一ノ滝駐車場からこけ沢までの親子登山を行いました。内容は鳥海山の湧水をみんなで飲みに行くというものでした。生徒たちの日頃の成長を見ていただくことはできたでしょうか・・・。ともあれ全員無事に行くことができて良かったです。来年度はまた違うコースで親子登山を行いたいと思います。
こけ沢にて


③第五回山行 夏山日帰り登山

 8月1日(土)は鳥海山で夏山日帰り登山を行う計画でしたが、悪天候のため中止しました。残念ではありますが、安全第一です。この日は部室や体育館で、トレーニングやロープワークを行いました。

2020年7月14日火曜日

第二回山行 万助小舎清掃登山 ⇒ 雨のため校内での部活動へ

 7月11日(土)は第二回山行~万助小舎清掃登山~を行う予定でした。しかし、天気に恵まれませんでした。大雨が降り、雷注意報が発令されたため、山行はせずに校内での部活動に切り替えました。
 本来であれば、余っていた石炭やアルコールの消毒液など、一人約10kgの荷揚げを行い、日頃の感謝を込めて万助小舎を丁寧に掃除する予定でした。
 我々にとって大事な万助小舎を1年次生に案内することができず、非常に残念ですが、やはり安全第一です。

万助小舎に荷揚げする予定だったもの(防水はバッチリ)

 この日は気持ちを切り替えて、次の3つの活動を行ないました。

①テント設営

 本校の山岳部では、主に3種類のテントを使用しています。1年次生にテントを実際に設営してもらいました。まずは2年次生が見本をみせ、1年次生が実践してみます。初めてのテント設営に苦労しながらも、協力し短時間で完成させることに成功しました。光陵生らしい前向きな行動力を存分に発揮しておりました。
テント設営中。1年次生も積極的に動きます



②ロープワーク 

 ロープワークをコーチから教わりました。今回はフィギュアエイトフォロースルーとボウラインノットの2つを学びました。ロープワークはやらないと、すぐ忘れてしまいます。2年次生も思い出しながら、1年次生に教えてくれていました。
ロープワーク中の様子

③体力トレーニングの方法

 一般的に、登山で使う筋肉とランニングなどで使用する筋肉は違うと言われています。登山で使う筋肉を成長させるためのトレーニングの方法論を学びました。

 雨で登山をすることはできませんでしたが、非常に充実した部活動でした。次回の活動は7月18日を予定しています。どうか晴れてほしいと思います。

2020年6月23日火曜日

第一回山行 新入生歓迎登山


6月20日(土)に鳥海山湯の台コースで新入生歓迎登山を行いました。今年度は5人の男子生徒が山岳部に入ってくれました。滝ノ小屋の第一駐車場からスタートし、八丁坂を通り、河原宿で折り返しました。滝ノ小屋から八丁坂では大きな雪渓があり、生徒たちは行きも帰りも楽しんでいるようでした。

滝ノ小屋~八丁坂の雪渓

八丁坂にて
6月17日(水)にコーチが下見を行なった際には、第二駐車場にバリケードがあり心配していましたが、当日は第一駐車場まで行くことができました。天気も心配でしたが、短時間小雨が降った程度でした。
1年次生が慣れない登山道を楽しく、そして力強く登っていく姿を見て、これからの活躍を楽しみに思いました。しかし、今回の山行は終始くもり空であったため、鳥海山の壮大な景色を見ることができませんでした。次の山行では、山の美しさを1年次生に伝えられればと強く思います。
 
河原宿小屋にて

酒田光陵高等学校山岳部について


本校山岳部は安全第一を至上命題とし、豊かな自然に触れ、自然の楽しさと厳しさを体験する部活動です。普段は地元の鳥海山を拠点として活動しております。通常の登山だけではなく、川をさかのぼる沢登りや、酒田市営の万助小舎へ石炭などの物資を運ぶ荷揚げや、冬のかまくらづくり、スキーを履いて凍った滝を見に行く山行など、1年間を通して様々な活動をします。
山岳部は生きる力を身に着ける最良の部活動であると思います。山に登るための基礎的な知識・技術が身に付くのはもちろんですが、山で生活する中では集団行動における規律や気配りなどの協調性が身に付きます。また、山岳部は運動部の位置づけでありながら文化部的な活動も体験することができます。地図を読んだり、天気図を作成したり、登山計画書を作ったりというデスクワークもこなします。また、山での食事は生徒自身がメニューを考え、料理します。これだけたくさんの経験をすることができる部活動は数少ないと思います。せっかく山岳部に入ってくれた5人の1年次生には、思いっきり山を楽しんでほしいと強く思います。
今年度は1年次生5人・2年次生3人・顧問2人・コーチ1人で活動して参ります。このブログでは、普段の山行の様子をお伝えしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。


昨年度県総体の下見にて

沢登りにて

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