2023年8月22日火曜日

夏休み最後は月山へ

 夏休み最後の山行は月山でした。7月に行こうと試みましたが、悪天候のため行けませんでした。そのリベンジです。

 今回は姥沢駐車場からスタートし、天候に恵まれ、登頂することができました。酒田市からは鳥海山と月山の2つの大きな山を見ることができます。この夏休み中にその2つの山を登ることができました。

牛首分岐から

山頂付近から

約3時間でした。ここでお昼ご飯

 さて、高い山に登る夏山シーズンは一旦終わります。9月中旬までは山登りではなく、地下足袋と沢サンダルを履いて、沢登りを行います。しっかり準備をして臨みたいと思います。

2023年8月7日月曜日

夏山合宿は朝日連峰の以東岳へ 夕日と朝日が最高でした

 今年度の夏山合宿は朝日連峰の以東岳に行ってきました。今回は標高が1700mを超える山小屋に宿泊してみたり、夕日を見ながらコーヒーを飲んでみたり、山小屋の中で焼肉をしてみたりと楽しいことも非常に多い山行でした。
 また、2泊3日で全日程メインザックでの山行は現在のメンバーにとって初めの経験になりますが、誰も遅れることなく、しっかりと登りきりました。
 以下、各日程とその時の景色です。

 ①1日目は泡滝ダムから大鳥小屋へ行き、大鳥小屋に宿泊しました。水場が豊富なコースなので、各自でマグカップを用意し、湧水や沢水をたくさん飲みながら進みます。途中、2つの吊橋を渡りました。
1つ目の吊橋

 2つの吊橋を渡り、しばらく進むと七曲りと呼ばれるジグザグの急登があります。ここを登り切って1日目の宿泊先である大鳥小屋に着きました。
ここが今日の宿泊先です

 ここは電波が非常に入りにくい場所です。次の日の天気を予測するため、まずはラジオを聞きながら天気図を作成しました。いつもより緊迫感がありました。全員の明日の予想は一致し、天気は良いだろうという結論になりました。
 天気図が終わると、晩御飯の作成です。この日のメニューは焼肉です。大事に大事に持ってきたお肉とたくさんの野菜を用いて調理しました。お米の炊き具合も完璧でした。
綺麗に炊いてくれました

とても美味しかったです

②2日目は大鳥小屋から直登コースで以東小屋へ行きました。今年は標高1700mを超える以東小屋に宿泊するのが一番の楽しみでした。 いつもは山頂を素通りするのですが、今年は山頂でゆっくり時間を過ごすことができます。そして夕日や朝日を思う存分楽しもう、という作戦です。
2日目の宿泊先の以東小屋
上から見た以東小屋

 この日の晩御飯は麻婆茄子でした。これもとても美味しかったです。晩御飯が終わると夕日をみるために全員で山頂へ行きました。10分くらいで着きます。夕方になるまで山頂にはずっと雲がかかっており、夕日が見れるか心配でした。
 山頂で待っていると雲がどんどん流れていき、夕日が現れてくれました。涙が滲んでくるような壮大な風景でした。写真では正面の夕日しかお見せすることができませんが、本来は360°のパノラマで、山頂からぐるっと見渡す光景は本当に綺麗でした。

以東岳山頂(1772m)からの夕日

夕日を見ながらのコーヒー

贅沢な時間でした

 ここではみんなでコーヒーを飲みながら、夕日の沈むまでゆっくりと贅沢な時間を過ごしました。感動しながら、まったりしていると、1年次生の前にオコジョが現れました。何度も顔を見せてくれて、可愛かったです。
かわいいオコジョ

③3日目は以東小屋から泡滝ダムまで下るだけです。まずは朝焼けを見に行きました。その後、朝食を作成しました。1年次生が朝食用の水を汲みに行ってくれました。朝食を食べ終わると掃除・挨拶をして、下山開始です。気温については、一般的に標高が1000m上がると約6.5℃下がります。現在は1700m付近なので地元の気温から約11℃下がります。風も強く、地元の気温と比較すると涼しい山行でしたが、いつもより休憩を多くとり、その度に水分摂取と塩タブレットを補給して臨みました。
朝焼け
朝食用の水を汲みに行ってくれた1年次生

朝日と朝食作成

 あとはひたすら下山し、最後は近くの温泉につかって汗を流して帰りました。非常に楽しい夏山合宿でした。

 大人になってから登山を始める人は多いと思いますが、その際に「もっと早めに始めにおけば良かった」という思いを持つ人も多いそうです。高校生のうちから山登りの知識や技術を身につけたいという生徒も多くいます。山岳部では山登りだけではなく、沢登り、スキー、荷揚げボランティア等、様々な体験ができます。興味のある方はぜひ酒田光陵高校山岳部で一緒に最高の景色を見に行きましょう!

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